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2024.07.31

コンペデラシッサ2024レポート

午前中には原宿に位置するADOVANショールームを訪れ、最新のインテリアトレンドを間近で見学しました。午後は荒井詩万先生による授賞式とトレンドセミナーが行われ、表彰状・副賞・総評をいただきました。セミナーでは、ミラノサローネ訪問の経験を踏まえたトレンドについての考察が共有され、多くのインスピレーションを得ることができました。

【表彰式の流れ】
LIXILリビング事業部長からご挨拶

概要説明

審査員紹介・挨拶 (荒井詩万さん・近藤典子さん)

受賞作品表彰 (収納部門3作品・トータル部門3作品)

トレンドセミナー (荒井詩万)

【 受賞作品表彰について 】
今回のコンペデラシッサで表彰された作品は全部で6つ。南は長崎県から北は北海道と全国各地から表彰式に参加していました。インテリアの表彰という事もあるのか女性が多く見受けられ、若い人も多く若くても力がある人が多いと感じました。他にもフォトショット部門があり、コンペザラシッサはインテリアに関する3つのオリジナル応募部門からなるコンテストになります。

トータルコーディネート部門: 最優秀賞 北海道の企業
トータルコーディネート部門:  優秀賞 大阪府の企業
トータルコーディネート部門:荒井詩万賞 株式会社大成住建 (群馬県)
収納部門: 最優秀賞 長崎県の企業
収納部門:  優秀賞 埼玉県の企業
収納部門:近藤典子賞 東京都の企業


【審査員長の荒井詩万さんより弊社への総評】
奥様の家族を感じたいというご要望とご主人のこもりたいというご要望を、徹底した動線計画と吹き抜けで繋がりを作り出し、中庭を設けることでこもりたいというご要望も実現したプラン計画。そして全体を通してそれぞれの場所を活かしつつ、うまく繋げるインテリアコーディネート。お客様のご要望を実現された空間づくりがされている。
その後に、荒井詩万さんから苦労した点についてご質問をいただき、ご夫婦の意見の違うご要望を実現することに苦労したというお話をさせていただきました、苦労した点がしっかりと伝わっていて評価していただけたことはとてもうれしく思います。

質問コーナーでは、「ホテルライク」なインテリアの表現方法や、SNSで見かける画像から色や個性を引き出すテクニックについて質問を受けました。特に重要だったのは、ブランドの個性を如何にしてモノづくりに反映させるかという点で、考えや提案を統一し、それに響くようなペルソナ設定をする事が大切だとご教授頂きました。

懇親会では、荒井詩万さんや近藤典子さんと直接対話する機会を持ち、個別の収納ニーズに応じたカスタマイズ方法など、具体的な顧客対応策について学びました。特に、お施主様が不要なアイテムを自ら認識し処分するよう導くコミュニケーション技術については、非常に有意義な示唆を得ることができました。

懇親会の充実した時間を経て、キンプトン新宿東京での宿泊へと移りました。このホテルは高いデザイン性、心あたたまるホスピタリティが息づくラグジュアリーライフスタイルで知られており、一日の締めくくりにふさわしい場所です。ホテルの快適な客室でリラックスしながら、イベントでの学びや交流の経験を振り返る貴重なひとときを過ごしました。明日への活力を充電し、新たなアイデアをたくさん持ち帰ることができました。

【 今回のコンペデラシッサで学べた事・参考になった事 】
松本(インテリアコーディネーター)
「今回表彰式という場に参加させていただきとても貴重な経験ができました。インテリアのトレンドやインテリアを整える勉強をすることはもちろんですが、お客様とのコミュケーションがとても大事だなと感じました。ヒアリングをしていく際にお客様の言葉の端々に気を使いお客様が本当に求めているものは何なのかをしっかりと聞き出しながらそこにトレンドや自分の考えを入れたご提案をしていくことができれば、きっとお客様にとっても自分にとっても素敵な空間づくりができるのではないかと思いました。一流のコーディネーターさんだけではなく他社の方々とも交流を持てたことはとても刺激になりました。思ったよりも若い世代の方たちが表彰されていて自分も負けていられないなと強く感じより一層これから勉強や業務に励みたいと思います。表彰式というおめでたい場所ですが、とても勉強になり刺激になる時間を過ごすことができました。」

角田(設計)
「今回のコンペデラシッサに参加した事で、まず受賞する事の大切さや大変さを強く感じました。一流のインテリアコーディネーターさんや他社様で活躍されている方のお話を聞き思った事は、当たり前の事をしっかりとやっていると感じました。実力がある人は、その当たり前の事の中にも沢山の気遣いや意識をして仕事をしていると思いました。自分も当たり前の事等を作業のように何も意識せずこなすだけにするのではなく、早く終わらせるにはどうしたら良いのか、他の仕事に繋げる事はできないか、など意識して仕事をしていきたいと思いました。それから知識量が違うと感じました。お客様もかなり家づくりに対して勉強している人が多い中で自身の知識が乏しければ信頼して任せてもらえないですし、お施主様を不安にさせてしまうと思うので知識を沢山インプットして行き、ただ闇雲にインプットするのではなくアウトプットするタイミングも意識して取り組んで行きたいと思います。」

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