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基本工法G1安心安全の構造体

基本工法G1安心安全の構造体

地震大国の日本に住宅を建てるうえで、耐震性を高め、基準をクリアする必要があります。
また、いざ地震が発生した際にとっさに避難することが難しいかもしれません。その時に大切な家族を守れる地震に強い家造りはもっとも大切なことだと考えております。
そこで木造住宅ならではの木のしなやかさで地震の揺れを逃しつつ、より良い工法を選定することにより、木のぬくもりを活かしつつ、地震に強い家造りを実現しております。

高い耐震性のあるベタ基礎

日本の住宅で多く採用されている基礎には、建物全体を点と線で建物を支える布基礎と面で支えるベタ基礎の2種類あります。後者は建物の荷重を面で受けるため、より優れた安定性をもたらします。

大成住建では基礎部分に鉄筋を配し、コンクリートを敷き詰めた強固な「ベタ基礎」を採用。地面と基礎の接地面積を広くし、建物の荷重を分散して構造を安定させ、不同沈下を抑制します。また、地面全体をコンクリートで覆っているため地面から上がってっくる湿気やシロアリを防ぎやすくなっています。

地震や台風時の横揺れや歪みに強い剛床工法

剛床工法で使用する構造用合板は厚さ28mmと従来の根太工法で使用する合板よりも約2.4倍の厚みがあり、梁と接合して一体化することにより、面で床を支える構造になるので耐震性が高く、床の強さによるたわみにくさも特徴で歩行時の床の歪みをほとんど感じません。
また、床鳴りがほとんど発生せず安定した床の状態を長く保てるのが魅力です。

設計の自由度が高く耐震・耐久・断熱性能に優れた工法

木造住宅の造り方には主に2種類の「木造軸組工法(在来工法)」と 枠組壁工法(2×4工法)」があります。
当社はこの2種類の工法をハイブリッドすることにより、耐震性が高く、大開口のある建物をご提供しております。

耐震性と自由な間取りを両立する
「5倍耐力壁」

国⼟交通省認定の中で最⾼ランクの壁倍率5倍に認定された「5倍耐⼒壁」により、⾼い耐震性能を実現すると共に、強度を損なわず柱を減らした構造躯体による設計の⾃由度向上を実現しており、2台分のガレージのような⼤空間の間取りが可能です。

構造用面材(ハイベストウッド)を張り付けた耐力壁は水平力に対して面材のせん断力で抵抗し壁面全体で地震力・風圧力を受け止め、バランスよく分散し軸組の接合部力の集中を緩和します。

驚異的な耐震性能を実物⼤住宅モデルで実証!

構造⽤⾯材(ハイベストウッド)を使⽤した実物⼤住宅モデルで、過去最⼤級の地震を再現した地震波を連続5回加振させ、耐震性能を検証しました。倒壊しないだけでなく、⽊材や⾦物への損傷もない強固な構造躯体であることが証明されました。
※再現した地震波は、JMA神⼾、JMA川⼝、BCJ波、JMA神⼾110%、JMA神⼾の5回実施、震度6強〜7、マグニチュード6.8〜7.3以上